今回は、ONE PIECE1142話「わたしのこわいもの」の感想、考察をお届けします。
ついにロキが解放されて…。どうなるエルバフ!

不思議な出来事が同時に起きて混乱!
扉絵連載「ヤマトの金稲荷代参」
vol.28は「刀と娘達を返せ‼︎雷鳴八卦」と題してついにヤマトが動きました。
フーズ・フーに雷鳴八卦を放ち攻撃に出たヤマト。
お縄にかけるとして、うるペーとどんな関係になっていくのかも注目です。
【ワンピース1140話「スコッパー・ギャバン」】おさらい
宝樹アダムツアー
- 宝樹アダムはそれぞれの枝に長い歴史がある
- 枝が古くなっていると火は消えない
- 落雷によって火事になったハウゲンという村は燃える村ごと切断された
- エルバフの弱点は火事と雷
西の村の宴
- 酔っ払って楽しいウソップ
- ヤルル(世界最高齢)の好みの女性は「歳上の女」
- ゲルズは門番たちの治療をして異変があったことを察知
- ロードは誤魔化そうとするもゲルズにシメられる「ゴホウビ」
冥界ロキの解放
- ロキが重症で動物たちも倒れている異変に気づいたルフィとゾロ
- 錠を外してあげたいルフィと様子をみるべきだというゾロの口論
- ロキはオーズ級にでかい→古代巨人族の血を受け継いでいる
- ゾロはロキを攻撃して傷が本物が確かめる
- ルフィ「ひでェなお前」
- エルバフを追放されてもロキを医者に見せるというルフィ
- ゾロは現在地とチョッパーのいる図書館、宴をやっている村の地理がわかってる(?)
- 新巨兵海賊団がロキの解放阻止に登場
- ハイルディンは必死に訴えるも遅くロキが立ち上がる
- ロキは鉄雷(ラグニル)を手に持ち…?

本編はここから↓
【ワンピース1142話「わたしのこわいもの」】①混乱のセイウチの学校
子供たちが大騒ぎで先生に助けを求めると、校庭に巨大なヘビが現れました。
終末の蛇ヨルムンガンドだと泣いて怯える子供達。セイウチの学校が混乱に陥ります。

終末を週末だと勘違いして「土曜日?」と聞く子供も。ヘビのテクスチャーに違和感が…。
サウロの技が炸裂
職員室では教師たちが巨大なヘビの対応に焦っていると、エーギル君が食べられそうという声にキバ校長が反応します。
大きなトンカチのような武器で蛇に攻撃すると、サウロも駆けつけ応戦。
武装色の拳で放った「鬼抹志拳(きまつしけん)」がヘビの脳天に落ちました。
サウロの強さに子供たちは興奮し、その噂が本当だったと騒ぎ立てます。
サウロに守られていたロビンとチョッパーは、陽界にもこんな怪物が出るのかと聞くと、サウロももっと普通の野生生物ならいるがと困惑した様子です。
サウロが子供たちに恐がらせたと言って謝ると、再び悲鳴が聞こえ、校舎内で体育教師のウォルフ先生が血だらけで倒れていました。

エーギルも北欧神話に登場する神様の名前のひとつ。ルフィにブランコで振り回されたのでロビンがルフィに友達だと知ると警戒した様子でした。
眠りながら歩く子供たち

セイウチの学校に畳み掛けるようにトラブルが起きていて、イルヴァたちがどこかへ歩いて行ったと生徒が相談しに来ます。
追いかけるサウロに、ウォルフは子供たちに触ってはいけないと忠告。
校舎からビーチを見ると、まるでハーメルンの笛吹きのように、眠ったまま子供たちが列をなして歩いていました。
先頭はイルヴァで、矢印に先導されているので軍子の能力も絡んでいるでしょう。
キバはつの笛を吹いてこの異常事態を国中に知らせます。
セイウチの学校の先生を紹介

キバ校長はまるでセイウチのように長い牙が特徴。彼にあやかってセイウチの学校と名付けられたのでしょうか。
初登場はおとぼけ顔が可愛いおじいさんかと想いきや、戦闘シーンはさすが元巨兵海賊団。一振りで強さがわかるかっこよさです。
サウロは歴史の先生かな?
【ワンピース1142話「わたしのこわいもの」】②冥界で解放されたロキ

1141話でついに立ち上がったロキ。
片足だけ残した海楼石で力を抑え込めると思ったのは浅はかだと諭し、エルバフを救いたければすぐに最後の錠を外せと煽ります。
エルバフの弱点をつくロキは、鉄雷を撃つと落雷が発生します。
西の村の宴では、島の南に火の手が上がったとヤルルに報告が入り、さらにつの笛も聞こえたことで騒然としました。

「おれはお前らを滅ぼせる‼︎!」ロキ自身の力からエルバフを守りたければ錠を外せとは矛盾した要求だこと。
【ワンピース1142話「わたしのこわいもの」】③妖怪は「わたしのこわいもの」

森に現れた妖怪に、アンジェは心当たりがあると話します。
授業では「こわいもの」をテーマに絵や作文を書いていて、ニカやロキ、お化けなどそれぞれが「恐い」と思うものを表現していました。
それらが具現化しされ学校を襲っていたのです。
火や雷、エルバフの弱点を当て字にした恐いものも多数ありました。
他にもクラーケンや巨大なモグラのような怪物も描かれました。
キリンガム聖とソマーズ聖の能力
準備ができたと言って眠るキリンガム聖は、リミットは子供たちが船に辿り着くまでだと続けます。
ソマーズ聖は「愛とは傷つけ合うもの」だと語り、軍子に恐いものは何かと問います。
少しの沈黙の後に軍子は「ニカ」と答えるのでした。
子供たちが眠ったまま歩き出したのはおそらくキリンガム聖の能力で、子供たちが想像した「恐いもの」もキリンガム聖の能力で具現化されたものでしょう。
ウォルフの言っていた「子供たちに触れてはいけない」という忠告は、ソマーズ聖の「愛とは傷つけ合うもの」に関連すると考えられます。
そうなるとキリンガム聖とソマーズ聖の能力の相性が非常に良いことから有効な作戦がこのゲームだと想像できますね。
【ワンピース1142話「わたしのこわいもの」】ネタバレまとめ
セイウチの学校
- 巨大な蛇が学校を襲い、子供たちが逃げ惑う→きっとヨルムンガンド
- エーギル君を襲うヘビに、キバ校長とサウロが立ち向かう
- サウロ「鬼抹志拳(きまつしけん)」
- キバ校長は元巨兵海賊団
- イルヴァたちが眠ったまま歩き出す
- 森には他にも怪物が現れる
冥界
- ロキが立ち上がり鉄雷を打つ→落雷が発生
- 西の村では落雷による火事を確認
- つの笛も聞こえて緊急事態だと気づく
わたしのこわいもの
- 森に現れた妖怪は子供達が想像した「恐いもの」
- 子供達が一番恐れる世界が森に広がる
- キリンガム聖の能力→眠らせる?恐いと想像したものを具現化させる?
- ソマーズ聖の能力→眠った子供たちに触れると攻撃される?
- 軍子の恐いものは「ニカ」
【ワンピース最新話】1142話「わたしのこわいもの」神の騎士団のゲームが始まる!【考察・感想】|おわりに
今回は1142話「わたしのこわいもの」の感想と考察をまとめました。
混乱する先生たちと我々読者。何が起きているのか、すでに手遅れな気配が非常に濃く先行きが不安です。
エルバフでガッツリ戦闘になるのか、マッチアップが想像しづらいです。
次回は休載。エルバフが無事でありますように…。