今回は、ONE PIECE 1127話「謎の国の冒険」の感想、考察をお届けします。
1127話では新章エルバフ編に突入し、サニー号が行方不明という波乱の展開で幕開けした1126話の続きが描かれました。
一味の東の海組のはちゃめちゃな展開と、懐かしい話からのセルフオマージュもあり興奮冷めやらぬ回に。
1127話「謎の国の冒険」の出来事を整理して感想考察をまとめていきます。
全話のおさらい↓
謎の国でもルフィは通常運転!
扉絵連載「ヤマトの金稲荷代参」
vol.15は「九里大名イヌアラシ誘拐事件に困ってる」と題して、おにぎりを食べるヤマトとイヌアラシが登場しました。
おでんの後を継ぎ、イヌアラシが九里を治める大名になっていたことがわかりました。
そして九里で起きている誘拐事件に悩むイヌアラシは、ヤマトに相談しているのでしょうか。
おにぎりを食べながら難しい顔をしているヤマトもイヌちゃんも可愛いですね。
そして百獣海賊団のジャックがモコモ公国を襲撃した際に失った左足の剣が鞘に収まっているところに注目したいです。
討つべき敵を討ち、戦いが終わって平和なワノ国になったことを象徴しているようですね。
九里で多発する誘拐事件、犯人とその目的は一体何なのでしょうか。
赤鞘たちのその後
1109話から始まったヤマトの金稲荷代参、誘拐事件も気になるところですが、赤鞘たちのその後を簡単にまとめておきます。
最新話ごとに随時更新していきますね。
麦わらの一味、東の海組がエルバフに
※巨人族と北欧神話に由来するキーワードが登場していることから、新たな地はエルバフだと仮定して話を進めていきます!
1127話はエルバフでの騒ぎと、麦わらの一味の新たな冒険が描かれました!
1126話でサニー号ごと行方不明になっていたルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジの東の海組。
どういうわけかひと足さきにエルバフに到着して騒動を起こしていました。
チョッパーが行方不明です!大変!
1127話ちょい見せの答え合わせ
ちょい見せでもあったように、冒頭1ページでは森の方で火事が発生、巨人族は世界樹(ユグドラシル)に火が燃え移ることを懸念。
さらに蜜蜂兵(スティングモル)が空から降ってくることから、何かが起きていると慌てふためきます。
そして、その火事の原因はやっぱりルフィ。ラストの見開きで「さっきの焼きウサギ美味かったよな〜〜」と通常運転でした。
また、空から降ってきた蜜蜂兵はナミの雷の攻撃によるものだと判明し、ナミが攻撃する理由は状況が掴めず混乱していることと、相手が「でかい」ことでした。
1126話ラストの答え合わせ
引用:少年ジャンプ2024年43号・尾田栄一郎
1126話のラストでは、仲間の誰かの声で目を覚ましたナミが見知らぬ場所に呆然とする様子が描かれ終わりました。
その場所は、ビッグステイン城。建物の外観や装飾、植栽までもレゴブロックで作られたようなお城です。
ナミを起こした声の主はルフィかと思っていましたが、別行動をとっていたのでハズレでした。
ゼウスかウソップに絞られますが、ゼウスはナミが蜜蜂兵に攻撃してる途中で目を覚ましたように声をかけているので、ウソップが正解かと思われます。
ウソップが先に目覚め、ナミを起こして周りの状況を確認するためにその場を離れたといった流れでしょうか。
どこにいるのか、なぜ着替えているのかわからないナミはルフィ、ゾロ、サンジに助けを求め、この際ウソップでもいいと涙しながら叫びます。
露出が多いけどえっちな感じがしない巨人族衣装すてきです!可愛い!!髪型も玉ねぎアレンジが巨人族っぽい!
麦わらの一味、3強の共闘
大きなハリネズミのような動物に出会ったは、やはりその大きさに驚き叫ぶと、ハリネズミもびっくりさせられたことに怒りナミを追います。
そんな状況でウソップに出会うも助けを求められる展開に。ウソップは王冠を被った巨大なネコに食べられているところでした。
ハリネズミに雷の攻撃をした反動でウソップを襲っていたネコにも感電し、事態は最悪に。
雷を浴びたネコはライオンの姿に…?
逃げ惑うナミとウソップ、遠くからナミを呼ぶ声が。
アブサンは幻覚を見る酒だと言っていたことを思い出し、目の前のネコも幻覚かもしれない可能性に賭けたウソップがワンパンされましたね。
18巻162話をオマージュ
2人を助けるようにやってきたルフィ、ゾロ、サンジは3人の合わせ技でライオンを撃破。
既視感があるこのシーンは、18巻162話「砂の国の冒険」でも見せた3強の共闘シーンのセルフオマージュになっていました!
この共闘シーンとタイトルのオマージュはアツい。今回この東の海組で別行動しているのにも意味がありそうですね。
2年経ち進化した技での共闘、とんでもないかっこよさ!
ルフィがギア4を使用していますが、これはギア3かな?と思われますね。コミックスで修正があるか確認しましょう。
東の海組の次の行動は?
引用:少年ジャンプ2024年43号・尾田栄一郎
やっと(?)合流した5人が見開きで描かれ、5人のエルバフ風新衣装が見れました!
大きな兜もゴーグルも素直につけたままのルフィとゾロ、サンジはナイトのようなスタイルですね。
倒したネコは食べないルフィ、船と仲間の安否確認を急ぐゾロ、蜂の巣と蜜蜂を栄養価の高い食料だと釘をさすサンジ。
相変わらずの通常運転に、白目のナミが「ここどこ!?」と叫んで終わった1127話。
次回はビッグステイン城を探索するか、城から出てここがエルバフだと確定するといいですね。
ルフィを待っているような人物もいるみたいなので、次回の展開に期待です。
エルバフについて
1127話で遂に描かれたエルバフ。
詳細が明らかではありませんが、気になるキーワードがたくさんあったのでまとめてわかる範囲で解説します。
世界樹(ユグドラシル)とは
おそらくルフィの焼きウサギをきっかけに森の方で火事が発生し、世界樹(ユグドラシル)に燃え移ったら国が終わると危惧されていました。
火事を見た巨人族が、泉の水で消火しろと言っていることから、概ね北欧神話のユグドラシルをモチーフにしていると考えられます。
北欧神話において「九つの世界」の九つに関して詳細に記載はないようなので、尾田先生の解釈でどう関わってくるのか楽しみですね。
また、ユグドラシルが燃えるとエルバフが終わるというセリフもあり、概念的にエルバフが終わるのか、物理的に崩壊、壊滅に陥るのか不明ですが強い信仰の対象であることがうかがえます。
多数の神様が存在?
エルバフでは太陽の神ニカを信仰するように、太陽信仰が盛んにあることは以前から明かされていました。
火事を受け、「“太陽神”様に報告を」と言う巨人族がいたことから、そのような神様、もしくは神様と称される王的な存在の人物がいると想像できます。
太陽を信仰するエルバフなのでそうであってもおかしくないですが、王であれ同じ巨人族の人間を信仰する神の名をとって呼ぶのは若干の違和感もあります。
さらに、信仰に厚い種族なのか、巨大なウサギを「耳神様」とも呼んでるよう。
ビッグステイン城にはいくつかの動物がいて凶暴な様子も描かれたので、共存のために信仰の対象にしてるのかとも予想できます。
他にも何を、どんな動物を神様と呼ぶのか気になりますね。
ビッグステイン城の不思議
麦わらの一味、東の海組が彷徨うビッグステイン城ではいくつかの不思議な気になる出来事が。
ウソップを捕食していたネコがナミの雷をくらい怒りでライオンに変わりましたね。
そういった種族(?)の動物なのか、能力者なのか、また王冠を被っているのもなぜだか気になりますね。
そして怒りのライオンが現れたナミとウソップの足元に人間の骨が。
この骨のサイズ感がわかりませんが、ナミに比べると若干頭が大きい気もしますね。
高いところから落下して現れたので、城の下層部にあることも関係しそうです。
ナミとウソップは結構移動している感じがしましたが、内部の様子は詳細にはわからずでしたね。
【ワンピース最新話】1127話「謎の国の冒険」【感想・考察】|まとめ
今回は、ONE PIECE 1127話「謎の国の冒険」の感想と考察をお届けしました。
162話のセルフオマージュがアツくて嬉しい1127話になりました。
最低限の情報で楽しませてくれる新章エルバフ編。これからもっと大きな冒険が始まると思いますでの続きをお楽しみに!
- ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジがビックステイン城にいた
- ビッグステイン城:外観、装飾、植栽、内装がレゴブロックのようなものでできている
- ルフィたちが暴れている影響が城の外にも影響してる→火事、蜜蜂兵が降ってくる
- 1127話「謎の国の冒険」は162話「砂の国の冒険」のセルフオマージュ
- 5人の新衣装に注目!
ナミの全力の感情の振れ幅が楽しい、可愛い回でした!しかし一体ここはどこで一味はどうなるのか、エルバフでの目的を何にするのか、ワクワクですね!