今回はONE PIECEに登場した全18の種族についてまとめて解説していきます。

これからの展開に大きく関わってきそうな種族について考察もしますよ!
【ワンピース種族】種族一覧【全18】
【ワンピース種族】それぞれの種族を解説
人間族

いわゆる人間で、この世界の大半を占める種族。
オークションの最低価格は50万ベリー。

昨今ではこの世界には多くの種族が存在して歴史を大きく動かしたり、今後の重要な役割を担う種族が多くいそうなので、もしかしたら人間族が最もマイナーな種族なのかもしれないですね。
魚人族

魚の特徴をもつ種族。
アーロンの登場と、ヨサクの説明でジンベエの七武海の加入とともにアーロンが解放され東の海を支配しようと目論んでいると明かされました。
2年間の修行を経て再集結した麦わらの一味が向かった魚人島では魚人たちの歴史も明らかにされました。
オークションの最低価格は100万ベリー。
登場キャラ(一部)
魚人族の歴史
200年前までは魚人族と人魚族は魚類として分類され世界中の人間から迫害を受けていました。
しかし200年前に世界政府が魚人島への交友を発表、リュウグウ王国は世界政府の加盟国となり王は世界会議(レヴェリー)への参加も認められます。
しかしリュウグウ王国が世界会議に参加したのはこれまで2回のみ。
初めての参加は何年前の出来事か判明していませんが、ネプチューン王がしらほしらを連れて参加した今回が2回目となっています。

魚人族、人魚族は歴史に関わる重要な役割があることは明白ですね。
人魚族

魚人族と同じく魚の特徴をもつ種族で、文字通り人魚。初登場で描かれたのはケイミーで、「はっちゃんの海底散歩」の表紙連載で登場しました。
女の人魚は人身売買でも特に高く売れることで、人攫いからも狙われやすいので注意が必要。
W7はシフトステーションのココロさんも人魚で、彼女が言うには歳の頃30を迎えると二股になり陸上での生活もできるようになるそうです。
魚人島でももちろんたくさん描かれました。
魚人と人魚は生まれ出た時に親の遺伝がダイレクトに反映されず、遠い先祖の遺伝子をランダムで受け継ぐ特性もあります。
オークションの最低価格は男性で100万ベリー、女性が7000万ベリー、二股で1000万ベリー。
登場キャラ(一部)
人魚姫ー古代兵器ポセイドン
ネプチューン王の娘でビッグキスの人魚しらほし姫は、古代兵器ポセンドンの力をもつことが判明しています。
数百年に一度、海王類と心を通じ合わせられる人魚が誕生するという言い伝えが王家にあり、それがしらほし姫でした。
しらほし姫の元にはその力を正しく導くものが現れ、世界には大きな変化が訪れると言われています。

古代兵器ポセンドンのありかを示したポーネグリフは空島にあったとロビンちゃんが言っていましたね。
巨人族

文字通り、大きな人間で一般的な人間族の7〜10倍の大きさの種族。寿命も人間族の3倍ほど。
100年ほど前から世界と交友するようになりますが、そのきっかけがマザーカルメルでした。
世界で暴れていた巨兵海賊団はドリーとブロギーの2大頭を失い、油断した残党が海軍に捕まりあわや処刑の寸前でした。
そんな巨人族のピンチを救ったのがシスター・カルメルで、彼女をきっかけに初の巨人海兵が誕生するなど世界と結びつきを広めてきました。
巨人族といえばエルバフですが、他にも巨人国は存在するようです。
ハイルディンの母親が他の巨人国出身で、ハイルディンが正当な王位に就けないことや、最もサウロはエルバフ出身ではなく南の海出身で、荒っぽいエルバフの巨人と同じにするなと言っていたこともあり、巨人族同士でも思想の違いや対立があることがわかります。
オークションの最低価格は男性で5000万ベリー、女性で1000万ベリー。
登場キャラ(一部)
古代巨人族

巨人族の3倍の大きさとツノが特徴的な古代巨人族。
純潔はすでに途絶えてしまっているものの、その血を引く巨人族はまだ存在するようです。
古代巨人族の血を引く者にはその名残としてツノが生えているそうです。ツノはガイコツにも残っています。
古代巨人族として初めて描かれたのはオーズで、魔人と呼ばれたのも500年前とすでに死体でした。
その子孫のリトルオーズJr.は頂上戦争後から生存と行方が判明していないため、現時点で作中で生存が確定している古代巨人族はいません。
登場キャラ
魚巨人族(ウォータン)

ウォータンは魚人族と巨人族のハーフです。
純粋な巨人族と比べるとさほど大きくはないものの、人間よりは格段にデカい。加えて魚人の特性も併せ持っています。
登場しているのは、33巻309話にてフォクシー海賊団のビッグパンのみです。
登場キャラ
手長族

肘の関節を2つ持つ文字通り手が長い種族。
偉大なる航路に分布する種族で、ブルックがくまに飛ばされたテーナ・ゲーナ王国では手長族の村があり人間を捕まえては見せ物にする商売を行っていました。(余談ですが古典落語の「一眼国」をモデルにしてるとか。)
短期集中表紙連載の「押しかけ麦わら大船団」では手長族と足長族は千年抗争をしていたことがわかっています。
2つある肘のうち、手に近い方を「友肘」、肩に近い方を「恋肘」と呼ぶそうです。
オークションの最低価格は70万ベリー。
登場キャラ
足長族

膝はひとつで文字通り足が長い種族。
足長族は美しい足からのびる太ももに自信があり、タトゥーを掘る文化があります。
オークションの最低価格は70万ベリー。
登場キャラ
小人族

ドレスローザはグリーンビットにトンタッタ王国を築くトンタッタ族をはじめとする小さな種族。
トンタッタはとても正直者で信じやすい性格をしています。
見た目はツンととんがった鼻と丸い尻尾が特徴的。舌足らずで「〜れす」となってしまう。
俊敏性とパワーは随一で戦闘力が高いものの、彼らの歴史は明るいものではなく
少しの労力と引き換えに資源と安全を保証するという条約をドレスローザの王であるドンキホーテ家と結んだトンタッタ族は、そこから900年前まで最悪の歴史をたどります。
ドンキホーテ王家はまるで悪魔のような所業でトンタッタ族を奴隷にし、大人間はトンタッタの生み出す富と英華の上に行きました。
しかし空白の100年を経て、ドンキホーテ家が聖地へ去ると、ドレスローザには新たにリク王家が誕生しました。
リク王は過去数百年間に地下で行われていた小人を人とも思わぬ所業を聞き、涙を流し深く謝罪をすると同時に償いを始めます。
トンタッタの行いを妖精の仕業として妖精伝説を定着させトンタッタ王国とリク王家は800年間の絆を築いてきたのでした。
400年ほど前にはノーランドもグリーンビットの地に訪れ、トンタッタ族のヒーローとして崇められています。
オークションの最低価格は70万ベリー。
登場キャラ
ミンク族

動物の特性を持ついわゆる獣人の種族。二足歩行でヒトの言葉を話す。ルフィに言わせれば喋るクマ、のような生き物。
ズニーシャの背中にモコモ公国を築き、彼らの歴史は1000年以上続いています。
モデルになる動物の特性が性格にも影響するようで、ゴリラのミンクはバナナが好き、犬のミンクは骨が好きなど動物的な性質があります。
また生まれながらの戦闘種族で赤子ですら身を護る術を持つとされ、野生の動物的本能が携わっている様子。
弱者という概念すらないというほどに女でも子供でも戦うことができる種族です。
満月を見ると「月の獅子(スーロン)」と呼ばれる状態になり戦闘能力が格段に上がる真の姿に変身できます。
ワノ国光月家とは関係の深い歴史があるとされています。
オークションの最低価格は70万ベリー。
登場キャラ
三つ目族

おでこに第三の目をもつ文字通り三つの目をもつ希少種族。
登場しているのはシャーロット・プリンのみで、マムと三つ目族のハーフです。
第三の目が「真の開眼」することを期待してプリンが生まれたと考えられます。
真の開眼によって万物の声が聞こえるようになるとリンリンは予想していて、ポーネグリフの解読もできる可能性が。
ベガパンクの配信によって、「執拗に滅亡を望まれる稀有な種族」のひとつだともわかっています。
オークションの最低価格はリストに載らないため時価となっています。
登場キャラ
蛇首族

首が長い特徴を持つ種族。
登場しているのはシャーロット家の双子マスカルポーネとジョスカルポーネのみで、彼らもハーフです。
希少な種族かとも思われますが、オークションの最低価格は70万ベリーとなっています。
登場キャラ
キノコビト

シャーロット・モンドールのブクブクの実の能力によってホールケーキ城の図書館にコレクションされている珍獣。
胴はきのこのカサのように膨らんでいて、腕が2本、足は4本と珍妙な姿をした種族です。
詳細は明言されていないため詳しいことはわかりません。
登場キャラ
手足長人間
手長族と足長族の混血の種族。
ビッグ・マムの珍獣コレクションで姿は描かれず、図書館に保管されているそうです。
登場キャラ
ルナーリア族

褐色の肌に黒い翼を持ち背中には炎を灯す種族。
聖地マリージョアがある赤い土の大陸(レッドライン)にかつて「神の国」を築いたと言われています。
世界政府にはその存在を知らせるだけで1億ベリーの報酬が得られると噂されるほど希少、かつ世界政府にとっても重要な種族のようです。
登場キャラ
バッカニア族

サターン聖いわく、大昔に世界に対して大罪を犯した種族で生まれながらに奴隷階級、かつ絶滅種とされています。
容姿は人間と変わらず(くまは随分大きいですが)子供でも優れた腕力を持つほど体が強い特性を持っています。
バッカニア族には代々、太陽の神ニカの伝説が言い伝えられていて、くまもニカを信じルフィにその存在を期待せずにいられないのでした。
くまの父親のクラップがバッカニア族の血筋で、くまはそのハーフ。
イワンコフのセリフから巨人族の血を引いていることがわかりましたが、さらにギャバンのセリフから巨人族と他の種族の混血であることがわかっています。
登場キャラ
手足首長族

本編では未登場ですが文字通り、手長族、足長族、蛇首族の混血の種族だと予想されます。
1139話でギャバンが挙げた混血の種族のひとつ。
登場キャラ
ドスンダダ族

本編では未登場で、1139話でギャバンが挙げた混血の種族のひとつ。
種族名のみしか語られず、どの種族を掛け合わせたかも名前からは予想できないものとなっています。
登場キャラ
【ワンピース】全18種族を徹底解説|まとめ
今回はONE PIECE世界に登場する18種類の種族をまとめて紹介しました。
ハーレイの第三世界ではニカと共に戦う様々な種族が描かれましたね。
スコッパー・ギャバンは混血の種族の話もしたので、どの種族がこれから関わってくるか注目です。