今回は、ONE PIECE 1134話「フクロウの図書館」の感想、考察をお届けします。
2024年最後のワンピース!ジャンフェスにて諸々の重大発表もあったので最後にまとめてあります!
サウロと再会したロビン率いる麦わらの一味はエルバフでどんな冒険が?!
前回のおさらいもご覧くださいね↓
今週は巻頭カラー!フランキーのイラストは八尾さん卒業の花向けですね!
1133話「褒めてほしい」おさらい
22年ぶりに感動の再会を果たしたロビンとサウロ。
その姿を見守る麦わらの一味との絆も描かれ涙なしには読めない神回でした!
22年前オハラのバスターコール後
- スパンダインが、避難戦を爆撃し軍艦を沈めたのもロビンだと証言する
- 子供達にトラウマを与えるとしてロビンのことは(スパンダインの嘘)世界に報じられなかった
- カネゼニーが役人にロビンに会ったと密告
- 懸賞金に釣られてロビンの命を狙う民衆、恐怖から死を望む者も
- 大衆心理に怯えながらもオルビアやサウロの言葉を胸に生きるロビン
サウロに会いに行くロビン
- グレート・エイリーク号がエルバフの西の村の港に着港
- 港は樹木の上にあり、海雲でできている
- ルフィたちは霧舟(スヴァル)という島雲の浮力で進む舟で村に到着
- リリス「エルバフの気候は完璧」「全ての技術が共存できる」
- ルフィがハイルディンと再会、麦わらの一味も全員が合流
- 磔にされるロード(新巨兵海賊団にカウントしてもらえず)
- ロビンがルフィを呼び止め、宴の前にサウロに会いに行くことに
- ひとりでいいと言うロビンに対して一味全員がついていく
- ルフィ「船長っていうのは船員が世話になった奴にはちゃんと挨拶するもんなんだ」「それが仁義だ」
- サウロは歴史の授業と本について教える先生
- 「戦士の泉」には「フクロウの図書館」があり、ビーチのようになっている
- 再会にドキドキするロビンに、サウロが倒れたと騒ぎになる
発対面を再現し感動の再会
- ある巨人族が、サウロが倒れて動かないと伝えにくると一味も騒然とする
- 倒れているサウロをみて笑うロビン
- みんなに待っててと頼み1人でサウロに近づく「ドキドキして損しちゃった」
- 海岸沿いでうつ伏せになるサウロが、ロビンを確認すると大きな声で驚かす
- 初めて2人が出会った時を再現するサウロは、大人になったロビンを見て微笑む
- サウロはオルビアに優しい目がよく似ているとロビンに伝える
- ベガパンクの言葉をオハラの言葉だと、オハラとベガパンクが紡いだ一歩に未来はきっと変わるというサウロ
- サウロは島の炎で氷が溶けて海に落ちて生き延びていた
- 暗い話はしたくないというロビン「生きたこと…褒めてほしい!」と両手を広げる
- ロビンを抱きしめるサウロ「よう生きたなァ!!」
- 2人で大粒の涙を流しながら再会を喜ぶ
- ルフィは微笑み、ゾロとジンベエも見守り、ナミ、ウソップ、チョッパー、フランキー、ブルック、サンジまでも涙して見届ける
本編の内容はここから!
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】①ルフィがサウロに挨拶する
1133話でロビンに仁義だと説いたように、サウロにしっかりと挨拶をしたルフィ。
ちょい見せでもあったように、ジンベエがワノ国で合流したさいの「お控えなすって」の口上のような挨拶でした。
仁義を通したルフィを見てサウロは22年前にロビンに伝えたように本当の仲間ができたことを喜んでいるようでした。
ロビンも胸を張って自分を守ってくれる大切な仲間に出会えたと一味を見て言うと、再会にもらい泣きしていた一味は再び涙。ロビンを一生守ることを誓ったのです。
サウロはロビンを驚かせるために、助手のアンジェと何度も練習していたそう。
そしてルフィをはじめ麦わらの一味に、ロビンを守ってくれてありがとうと感謝を伝えたのでした。
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】②べガパンクの複製人間
そんな中、リリスがホバーで空を飛びサウロに近づきました。
リリスはベガパンクだと名乗ると、エッグヘッドから持ち出した荷物をジンベエから受け取り、それが自分であると言いました。
つまりエッグヘッドから持ち出した箱はベガパンクの複製人間(クローン)。
クローンはサテライトとは仕様が異なる、本体の完全再現型。
20年前にオハラを訪れていたのはこのクローンのベガパンクで、何ヶ月も島を離れていると世界政府が怪しむため偽装していたそうです。
リリスはクローンを安全に取り出すための装置がないため、次なる目的としてエルバフに住んで新しい研究所を作るつもりだと言いました。
待っていればお父さんも治るかとリリスに聞くボニー。もちろんだという返事を聞いて喜びます。
くまの人格まで戻るかは怪しいですが、エッグヘッドにはくまの記憶もあったので概ねくまに近いクローンができるのではないでしょうか。期待です。
サウロはベガパンクとの20年ぶりの再会に喜びますがリリスの姿に戸惑っていました。
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】③時代と共に変化するエルバフ戦士の価値観
大木の影からひょこっと出てきたのはエルバフの少年たち。
戦士の泉は子供たちの遊び場で、サウロの芝居のために辞書を開けて静かに待っていたのでした。
新キャラ登場:アンジェ
サウロの助手として泉のことを教えてくれた女性の巨人はアンジェ。
フクロウの図書館の司書をしているそうです。
ルフィたちに対して「高いところからすみません」ととても謙虚な姿勢の穏やかなに人物。
アンジェがセイウチの学校を案内することになります。
エルバフの戦士の英才教育がみれると大興奮のウソップ。
チョッパーは図書館が気になると言って本の大きさを気にしているようでした。
フランキーは大樹が気になるといい、エルバフそのものと言われる樹が宝樹アダムだと察しているのでしょうか。
セイウチの学校
セイウチの学校は戦士の泉にそびえる樹をメインに、枝に教室がぶら下がるようなデザインと正面にセイウチのシンボルマークがあります。
サウロがエルバフに流れいた20年前に元国王のハラルドに頼んで開校しました。
エルバフの子供たちが登場
ルフィたちを見つけた子供達は「チビ人間だァ〜〜〜」といい追いかけてきます。
巨人族のこどもに追いかけられ楽しんでいるルフィをよそに、「斬るか?」と天然なゾロ。
ウソップは戦士の子供たちは「悪ガキ上等」と彼らに理解を示しゾロをなだめます。
そんな少年たちを叱ったのは巨人族の女の子たち。
女の子たちに叱られしゅんとしてごめんと謝る少年たちにルフィは彼らが「弱ァ〜〜〜」とびっくり。
戦士の村の子供かと疑ってしまうような素直さに調子が狂うウソップは、いずれ海に出て荒くれ者と戦うんだとろ聞くと、子供たちは「戦わないよ!!危ないじゃん!!」と否定されてしまいました。
子供たちは言葉遣いにも敏感で、ルフィたちのガキやお前などという言葉も嫌がるようでした。
新キャラ登場:リプリー
イメージしていた戦士の子供と、少年たちのギャップに驚いていると足元から声が聞こえました。
ルフィたちが乗っていたのはリプリーという巨人族の女性で、セイウチの学校の生物教師。
リプリーは、悪口、暴力、強奪、戦争、もうそういう時代ではなく流行らないと言います。
エルバフの戦士が世界を荒らしていたのは100年前、時代は変わり後世に受け継がれる考え方も変わっていたのです。
ちなみにリプリーは反面教師で口が悪いです。
ルフィに”白い姿”じゃないのかとニカの姿を楽しみにしていたといい、リプリーは最後の戦士世代だからニカの姿にときめいたといいました。
1132話で酒場の女将さんがコルンに持たせた手土産はリプリー宛てのものがありましたね!コルンのお姉ちゃんでしょうか?
現代のエルバフの戦士の価値観
アンジェも加わり、現代のエルバフの戦士の価値観を話してくれます。
もとより、ハラルドが平和的な考えで「戦いより他国との交易を」と説いていたそう。
しかしその考えは伝統を重視する村々の長老たちとの衝突もありました。
エルバフを改革しようとした偉大な国王は、実の息子のロキに殺されたことで夢かばに散り、現在はエルバフは国王不在のまま。
エルバフに平和的思想をもたらしたのはマザー・カルメルが発端でしょうか。そうなると結果的に政府は思惑通りに巨人族の戦力を抑え込むことに成功してますね。皮肉。
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】④サウロが案内したフクロウの図書館
サウロはロビンに図書館を見てほしいと案内しました。
バスターコールから命からがらエルバフに流れ着くも、オハラの学者たちが命懸けで守った文献が気になり、ハイルディンに頼んでオハラに戻っていたのです。
オハラの文献は学者たちのおかげで生き残っていて、サウロはそれを一冊も余すことなく持ち帰ったのです。
ここは持ち込んだ本がデカくなる不思議な図書館。ロビンの持っていた本も図書館に入ると突然大きくなります。
ロビンは幼いことにクローバー博士に好きなだけ読んでいいと言われたことを思い出し、涙を浮かべながらフクロウの図書館を眺めました。
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】⑤ロキが再登場
雪が吹雪く冥界。再びロキが描かれました。
雪電伝虫(防寒音声認識型)で誰かと会話をしていますが、話の内容はよくわかりません。
ロキが話す相手はモサ公と呼ばれ、ロキに敬語を使い話しています。
ロキとモサ公の関係はこのようにまとめました。↑
重要な役割になるのか、姿が描かれるのか今後に注目ですね。
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】⑥魔法陣から現れた人物
場面が変わり西の村では結局待ちきれずに、すでに飲みながらルフィたちを待つドリブロ。
賑やかな彼らが気づくはずもなく覇王色のような黒い雷が城に落下しました。
そして地面には魔法陣が描かれマントをした2人の謎の人物。
マントの人物を考察!
2人の謎の人物が描かれましたが、1人は見るからにシャンクスの見た目。
かねてよりシャンクス双子説などと囁かれていますがこの説が濃厚になってきましたね。
1121話「時代のうねり」の最後のページで描かれたワンピース争奪戦に加わるであろう12人の傑物たちで唯一シルエットで描かれた謎の人物かとも関連して予想できます。
そしてもう1人の口元を包帯で覆っている人物は、リリスにも似た見た目です。
何となくキャベンディッシュにも似ているなと感じているので、性別も読み取りにくいですね。
彼か彼女かこの人物は新キャラとして描かれそうです。
どうやって魔法陣を出した??誰でも扱えるのか、能力の起点があるのかサターン聖と比較すると謎が深まりますね。
【ワンピース1134話「フクロウの図書館」】ネタバレまとめ
ルフィがサウロに挨拶
- ルフィ「おひかえなすって」
- サウロに感謝を伝える
- ロビンはサウロの言う通り大切な仲間ができたと伝える
- サウロもロビンに仲間ができて嬉しそう
- 麦わらの一味はロビンを一生守ると再度誓う
- 新キャラ:アンジェ、サウロの助手、フクロウの図書館司書
ベガパンクの複製人間
- リリスはホバーで空を飛びサウロに近づく→ベガパンクだと名乗る
- エッグヘッドから持ち出した荷物はベガパンクの複製人間(クローン)
- クローンはサテライトとは使用が違う本体の完全再現型
- 20年前にオハラを訪ねていたベガパンクはクローンだった
- 中身を安全に取り出す装置がない
- リリス(ベガパンク)はエルバフに住んで新しい研究所を作る
セイウチの学校
- 20年前にサウロがハラルドに頼んで開校した
- 戦士の泉に聳える大木を学校にし、枝に教室がぶら下がっているデザイン
エルバフの戦士の価値観
- 子供たちは争いを嫌い言葉遣いも丁寧
- 「戦いわないよ!!危ないじゃん!!」
- 新キャラ:リプリー、セイウチの学校生物教師(反面教師で口が悪い)
- リプリー曰く、悪口、暴力、強奪、戦争、時代は変わり流行らない
- エルバフの戦士が世界を荒らしたのは100年前
国王不在のエルバフ
- ハラルドは平和的な考えだった
- 「戦いより他国との交易を」
- 伝統重視派の長老たちとぶつかることもあった
- ハラルドはエルバフを改革しようとした偉大な国王
- 実の息子のロキに殺され夢半ばに散った
- 国はロキの即位を許さず、エルバフは国王不在のまま
フクロウの図書館
- サウロはハイルディンに頼んでオハラに戻っていた
- 学者たちが命懸けで守った文献は生き残っていて、それをエルバフに全て持ち帰った
- フクロウの図書館は持ち込んだ本がデカくなる不思議な図書館
- オハラにあった本が全て巨人サイズでここに保管されている
ロキ再登場
- モサ公と呼ばれる誰かと電伝虫をするロキ
- 雪電伝虫:防寒音声認識型
- 2人は会ったことはないが長い間の友達
- モサ公は恐怖体験をした
黒い雷とともに現れた魔法陣とマントの人物
- 城に黒い雷が落ちる
- 魔法陣が現れ2人のマントの人物が登場
- シャンクスにそっくりな見た目の人物→双子説?
- 口元を包帯で隠した人物→リリスに似てる?性別不明
【ワンピース最新話】1134話「フクロウの図書館」【感想・考察】|おわりに
2024年12月22日はジャンフェスにて八尾さんの卒業と尾田先生からのメッセージに盛りだくさんのONE PIECEステージでした。
フランキー役の後任は木村昴さん!楽しみですね。
尾田先生からのメッセージは八尾さんへの感謝と今後の展開について。
エルバフの静寂を破るある男の登場はこのメッセージから数時間後に描かれ伏線回収になりましたね。
他の海で世界をかき回すのは一体…!?(ティーチかな…きっとそうだよな…)
また、気になるのがメッセージの中に「映画」が語られていること!
2025年に発表があるのでしょうか…REDの盛り上がりから次作もハードルが上がって大変そうだなと思いながら期待して待っていました!
2024年最後のワンピ本誌でした!来年もよろしくお願いいたします。