今回は、最新版の五老星に関する情報をまとめてお送りします。
1125話でサターン聖がイムによって消され、空いた科学防衛武神の席についたのは神の騎士団、フィガーランド・ガーリング聖でした。
新体制となった五老星、エッグヘッド編終幕以降もきっと登場しルフィの前に立ちはだかるでしょう。
だんだんと五老星の能力や強さ、その秘密について判明してきたところで、改めて五老星についてそれぞれ解説していきます。
五老星についてたくさんの情報が出たエッグヘッド編が終幕。しかし彼らについては謎が深まるばかりです!
【ワンピース」五老星とは?イム様との関係性も考察
連載開始から27年が経ち、ようやくその全貌が明らかになりつつある五老星。
終章に突入したエッグヘッド編では少しずつ五老星とは、イム様とは何者なのかが考察できる程度に情報が与えられてきました。
最新話時点で判明している情報をまとめていきましょう。
五老星とは
その存在が知れたのは25巻233話「世界最高権力」。5人の老人たちが天竜人の上にたち世界最高権力者として、世界の均衡と平和を守るために議論、決定を下していました。
それ以降、時折登場するも詳細は明かされずに謎な存在のままでしたが、世界会議編で起きた事件をきっかけに5人の名前が判明しました。
107巻1086話「五老星」で役職と名前が判明。さらに109巻1110話「降星」で妖怪の姿が描かれました。
さらに最新話1125話「何をもって死とするか」ではイムによってサターン聖が死亡。
代わりにフィガーランド・ガーリング聖が科学防衛武神を担い、誰かによって命令されて五老星になるということがわかりました。
おそらくイムによる命令で就任し、五老星になった者は不老を与えられ生き続けていると言えるでしょう。
能力・戦闘スタイル
それぞれの能力(と仮定して)とは別に共通して、攻撃が効かないこと、念波のようなテレパシーで会話ができること、といったことが挙げられます。
攻撃が効かない点においては、打撃が無効、欠損した部位の再生が可能と攻略ポイントを見つけない限り倒せないような能力になっています。
テレパシーが使える点は、当初はサターン星由来の能力かと思われていましたが、1125話でイムがサターンにテレパシーで話しかけていたことから、この能力はイムによって与えらえたものではないかと思われます。
自称神なだけあり、人智を超えたような能力を持っていますね。
妖怪の姿に変身した際には、動物系の覚醒に見られる黒い羽衣を纏っています。
イム様との関係性
五老星はイムの存在を唯一知る者たちと言えるでしょう。
しかし革命軍がマリージョアを襲撃した際に、サボがその姿を見て逃げ切ったのでイムの存在はまもなく世間に知られる可能性があります。
イムは要求を五老星に伝え、五老星がなんとしてもその要求を叶えるような関係性であるといえます。
五老星はイムが選び任命し、その地位と同時に不老をも与えらえると考えられます。
そしてその不老を解くかもイムの采配次第で、サターン聖はイムのなんらかの能力によって骨と化しました。
またイムとサターン星がテレパシーのような力で会話をしていたことから、その能力(もしくは技術)もイム由来で与えられたものである可能性があります。
イムが不老、テレパシーを与えているとすると、攻撃が効かないことや再生する能力もイムの力によるものと思えます。
尾田先生はこの世界で起きる不思議なことは悪魔の実に由来するものと言ってたことから、おそらく悪魔の実が影響した力だと考えられますが、これほどチート感のある能力はONE PIECEでは珍しい能力になっています。
【ワンピース】五老星のメンバーを総まとめ!能力や強さは?
これまでの五老星の登場回は以下のようになっています。
- 初登場ルフィがクロコダイルを討ち取ったことを受け、後任の七武海の決定を急がせる(25巻233話「世界最高権力」)
- 海軍本部からクザンが行方不明になったと連絡を受ける、ピーターは描かれず(32巻303話「金持ち海賊団」)
- 【10年前】当時のCP5スパンダムへプルトンの設計図を入手しろと命令する(37巻355話「スパンダム」)
- 【22年前】オハラのクローバー博士の仮説を聞き、バスターコールの引き金をひく(41巻395話「オハラvs世界政府」)
- 新世界で赤髪と白ひげの接触した情報を得る(45巻433話「その海の名は」)
- 頂上戦争の振り返る、ナス寿郎が一目に触れすぎているDを危惧(60巻594話「メッセージ」)
- ドフラミンゴの七武海脱退の誤報に赤犬が激怒、ルフィに敗れたと知らされルフィに脅威を感じる(79巻793話「虎と犬」)
- 世界会議中にシャンクスが権力の間に現れ五老星に謁見(90巻907話「虚の玉座」)
- 五老星が片膝をつき、虚の玉座にイムが腰をかける(90巻908話「世界会議開幕」)
- ワノ国での戦いを憂う、ロビンを捕えろと必死になる、“あの実”=ゴムゴムの実の覚醒についての話をする(103巻1037話「酒龍八卦」)
- ゴムゴムの実の本当の名前が“ヒトヒトの実幻獣種モデルニカ”だと判明、太陽の神ニカに準えた能力だと判明する(103巻1044話「解放の戦士」)
- ワノ国からゾウが去ったと聞き、ワノ国の開国はないとナス寿郎が断言する、ロビンへの執着を見せる(105巻1052話「新しい朝」)
- ルフィの新手配書を見たウォーキュリーが激怒(105巻1053話「新しい皇帝達」)
- サボの通信を探知し傍受する、場所がルルシア王国だと聞き、通信を切るよう命じる「そんな国は…元々…ないではないか」(105巻1060話「ルフィの夢」)
- 権力の間から場所を移して海軍の軍艦内、サターンが船に乗りエッグヘッドへ向かう(106巻1073話「ミス・バッキンガム・ステューシー」)
- 【25年以上前】扉絵にてシルエットで描かれる(106巻1075話「研究層DEATH GAME」扉絵)
- 裏切り者によりベガパンクが空白の100年の研究をしていることがわかる(107巻1078話「脱出リミット」)
- 世界会議中の回想、コブラ王が五老星に謁見、リリィ王女について、Dについて問う、イムが虚の玉座に座る(107巻1084話「天龍人殺人未遂事件」)
- イムから、Dについてリリィ王女の大失態について述べられる、コブラ王を攻撃(107巻1085話「ネフェルタリ・コブラ死す」)
- イムからマザーフレイムをルルシア王国に向けて使いたいと所望される、五老星全員の名前が判明する、ガーリング聖初登場(107巻1086話「五老星」)
- サターンが黄猿と共にエッグヘッドへ向かう、ヨークから五老星に通信(108巻1089話「立てこもり事件」)
- ルフィが権力の間の五老星と会話、ピーターがロビンの声を確認する、サターンが軍艦内でドーベルマン中将と会話する(108巻1090話「黄猿」)
- サターンが引きのコマに登場、エッグヘッド海岸で構える軍艦内にて(108巻1093話「ルフィvs黄猿」)
- サターンがPXに停止を命令する、魔法陣から妖怪の姿(人獣型)で登場、一般の海兵を睨んで攻撃する、ルフィを見てニカと識別する、ボニーに刺される(108巻1094話「“五老星”科学防衛武神ジェイガルシア・サターン聖」)
- サターンの傷が消える、くまが絶滅種バッカニア族だという【38年前】ゴッドバレーに上陸、脱走したバッカニア族の子供が捕まった報告を受ける(108巻1095話「死んだ方がいい世界」)
- 【38年前】ゴッドバレー事件時のサターン、くまと対面しニカのようになりたいというくまに対し、だから消えるんだ、と言う(108巻1096話「くまちー」)
- 【6年前】サターンがくまに対してボニーの治療の条件を提示する、自我と思考を捨てる条件を突きつける(108巻1100話「ありがとうボニー」)
- 【2年前】サターンがベガパンクへくまに自爆スイッチをつけるよう命じる(109巻1102話「くまの人生」)
- サターン、ジニーに対して青玉鱗の原因ともなる能力の実験をしたことを明かす、ボニーのトシトシの実の能力も実験によるものだと判明、ボニーを助けに現れたくまに全力で殴り飛ばされる(109巻1103話「ごめんね、お父さん」)
- サターン、自爆スイッチを押したはずのくまが動いていることに驚く、殴り飛ばされ体が欠損するも再生する(109巻1104話「ありがとう、お父さん」)
- バスターコールの準備が整うも、サターンは黄猿とエッグヘッドに残る(109巻1105話「愚の骨頂」)
- サターン、ベガパンクの背後から心臓を貫く(109巻1106話「きみの見方」)
- サターン、ルフィの白い銃乱打を受ける、カタリーナ・デボンのティーチは特別というセリフに対して、血筋もな、と意味深な発言をする、デボンに触れられる(109巻1107話「あんたを捜してたんだ‼︎」)
- サターン、人獣型から獣型に変身する、脚は毒をまとう(109巻1108話「応答せよ、世界」)
- ベガパンクの配信が始まる、サターンと権力の間にいる五老星はテレパシーで会話、ルフィの攻撃が効かない、権力の間にいる五老星を呼ぶ、魔法陣登場(109巻1109話「阻止」)
- 魔法陣から妖怪の姿で五老星登場、ナス寿郎は猛スピードでPXを機能停止にする、マーズは研究層まで飛行しバリアに突っ込んで侵入する、ピーターは地中に潜りしたからルフィを捕食する、ドリーブロギーの太陽鋸で真っ二つに斬られる(109巻1110話「降星」)
- マーズは覇気を放ちながらルッチに近づきヨークの居場所を聞く、ウォーキュリーは覇王色の咆哮を放つ、巨人族に対して、因縁深き者達と言う、サターンは口から毒を吐く、毒は爆発する(1111話「太陽の盾」)
- ナス寿郎がPXを全機停止させる、北東の海岸でボニーの命を狙う、マーズはヨークと合流、人間の姿に戻りパンクレコーズに侵入、ピーターは工場層で吸引、ルフィにビルを投げられる、ウォーキュリーはルフィの業火拳銃をくらうも全く効かない(1112話「ハードアスペクト」)
- マーズはパンクレコーズを前に死とは何かと問う、ダミーの配信電伝虫にキレる、ナス寿郎はサンジに攻撃され発火、サターンは研究層でロビンを狙う、五老星らは島内でテレパシーで会話する(1113話「STALEMATE」)
- サターンは、研究層でロビンを狙うも一味に阻まれる、攻撃の反動で突っ込んだ先にマザーフレイムを発見、獣型から人間の姿に戻り、電伝虫をしらみ潰しにする(1114話「イカロスの翼」)
- マーズが人間の姿で覇王色を発動させながら融合炉へ向かう、ナス寿郎はボニーを狙っていたが、配信が止まないことに苛立ち研究層を真っ二つにする(1115話「大陸の断片」)
- 五老星全員が、ヨークから配信電伝虫は鉄の巨人が守っていると聞かされる(1116話「葛藤」)
- ナス寿郎がサニー号を襲うも駆けつけたゾロと刀を交える、鬼轍に驚く、ほか4名は鉄の巨人を直に見て200年前のマリージョア襲撃を思い返す、ウォーキュリー星が鉄の巨人へ攻撃し配信が途切れる(1117話「も」)
- ヨーク以外のベガパンクは全員消すことにした、マーズは巨兵海賊団の船に向かって炎を吹いて攻撃(1118話「自由になる」)
- マーズがルフィ、サンジ、フランキー、ボニーの合わせ技によって空の彼方へ飛ばされる、ピーターは吸引した瓦礫やCPを吐き出す、ウォーキューリーはエメトと戦闘、殴られ牙をおられる(1119話「エメト」)
- ナス寿郎はアトラスと戦闘、腕を切断するも自爆を受け頭部を欠損、再生、ピーター、ウォーキュリーはエメトの前に立ちはだかり腕を落とす、サターンが巨兵海賊団の船主に飛び乗る(1120話「暴(アトラス)」
- サターンはボニーの解放のニカパンチとルフィのアシストによる銃乱打を受け身体中が穴だらけのボロボロになる(1121話「時代のうねり」)
- ウォーキュリーがエメトに攻撃、エメトから放たれたジョイボーイの覇気を受け人間の姿に戻る五老星、サターンを残して権力の間に返される、マーズは1119話での攻撃で先に帰っていた(1122話「イザッテトキ」)
- サターンが帰還する軍艦内で、ベガパンクの配信が真実かと聞いたドーベルマン中将を睨んで攻撃、突如黒い何かに襲われるように苦しむ、テレパシーでイムと会話、ジョイボーイを逃したことをキレられ骨になる、同時間帯の権力の間にフィガーランド・ガーリングが現れ、科学防衛武神を担い五老星入り(1125話「何をもって死とするか」)
それぞれのメンバーごとに詳細をまとめていきましょう。
ジェイガルシア・サターン聖
名前 | ジェイガルシア・サターン聖 |
肩書き | 科学防衛武神(元) |
年齢 | 200歳以上 |
能力 | 牛鬼(推定・クモクモの実/ウシウシの実) |
戦闘スタイル | 見えない攻撃(押さえつける、相手は血を吐き気絶するレベルの衝撃を与える) 毒(口から吐いたものが爆発する、脚からも毒を付与) テレパシー、魔法陣による空間移動 |
覇気 | 覇王色 |
CV | 野田圭一 |
1125話「何をもって死とするか」で死亡したサターン星、200年前の回想に登場したことから年齢が200歳以上だと確定しました。
死亡シーンから、まるでイムによって不老を与えられていて、今回はイムの逆鱗に触れたことで不老を解かれ老いて骨になったように考えられます。
能力は牛のような上半身に蜘蛛のような脚を持つ「牛鬼」という妖怪の姿に変身し、鋭い爪や毒を用いて攻撃します。
サターン聖が最初に見せた攻撃方法は、相手を睨んだだけで衝撃を与えるもので、睨まれた一般の海兵は血を吹いて倒れ、中将クラスでも耐えかねる威力でした。
さらに見えない何かで押さえつけるように相手を行動不能にする力も持っていて、これらは妖怪の姿になる能力と関係性があるか疑問です。
エッグヘッド島内へは魔法陣から現れ、他の五老星たちを「呼ぶぞ」といい魔法陣から出現させたのでこれはサターン聖の能力もしくは技術であると思われます。
200年前の鉄の巨人エメトによるマリージョア襲撃後、鉄の巨人の処分を命じられていたにも関わらず、学者達に研究を命じたことで、現在ベガパンクにまでその研究が受け継がれ、結果的にジョイボーイの覇気を引き出す大惨事を自ら生むことになりました。
モデルとなったのはマルクスや、カストロと言われています。
マーカス・マーズ聖
名前 | マーカス・マーズ聖 |
肩書き | 環境武神 |
年齢 | 不明 |
能力 | 以津真天(推定・トリトリの実) |
戦闘スタイル | 飛行可能 口から炎を放射する 破壊光線のようなビームを発射 |
覇気 | 覇王色、見聞色(?) |
CV | 園部啓一 |
権力の間でずっと起立していることから座らせてもらえない人としても認知されているマーズ聖。
大きな鳥の姿の以津真天に変身し、五老星の中でも飛行が可能な人物です。
研究層を破壊光線で壊したり、融合炉を破壊しようとしたりと、やんちゃな一面も。
しかし研究層では、小さな生物を感じると言っていることから、見聞色の覇気も持ち合わせてると予想されます。
ただONE PIECEにおいては、ロジャーやおでんのように万物の声を聞く力を持つものも存在するのでどちらかの可能性があります。
電伝虫を一掃するために覇王色の覇気を発動しながら研究所を練り歩くオーバーキルを発揮。
エッグヘッドから脱出を図るルフィたちを追って巨兵海賊団の船に火炎放射で攻撃しますが、ルフィたちの合わせ技で空の彼方へ飛んでいきます。
どこへ行ってしまったのかわからないうちにジョイボーイの覇気によって五老星が権力の間に返され、マーズ聖は先に帰って座っていました。
このことから、魔法陣による移動、滞在可能な空間に制限がある可能性が浮上しました。
彼のモデルになっているのは自由民権運動で知られる板垣退助。見た目の通りですね。
トップマン・ウォーキュリー聖
名前 | トップマン・ウォーキュリー聖 |
肩書き | 法務武神 |
年齢 | 不明 |
能力 | 封稀(推定・ウシウシの実) |
戦闘スタイル | 牙を剣に変形させる 覇王色の咆哮 強固な肉体 |
覇気 | 覇王色 |
CV | 平野正人 |
ルフィのニカ姿の手配書が出回った際には怒ったり、感情の動きが描かれることの多い人物。
大きな牙を左右に2本ずつ有し、その牙を剣に変形させ、急速に回転して攻撃します。
ドリーブロギー&ルフィと戦闘になると、カイドウにも攻撃を与えたルフィの業火拳銃(レッドロック)が全く効かない頑丈な皮膚を見せつけました。
封稀とは中国に伝わる妖怪で、鎧ほどの頑丈な毛皮が特徴とされているのでそれに由来するかのように強固な肉体を持っています。
巨人族を前に、「因縁深き者達」「そう(友達)と呼ばれてるうちに消そう」など、ルフィと巨人族、そして五老星(世界政府サイド)の間に歴史に関わる重大な出来事があったことを示唆するようなセリフを残しています。
モデルとなったのは冷戦終結を唱えたゴルバチョフ。ウォーキュリーさんは可愛い髭が特徴的です。
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖
名前 | イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 |
肩書き | 財務武神 |
年齢 | 不明 |
能力 | 馬骨(推定・ウマウマの実) |
戦闘スタイル | 刀を使用→初代鬼轍と予想される 目にも止まらぬ速さで移動 斬撃によって凍らせる |
覇気 | 覇王色、見聞色?、武装色? |
CV | 緒方賢一 |
他の4名と一線を画すように、白装束に身を包んだいかにもワノ国と関係しそうな人物です。
見た目だけでなく、ワノ国編ではズニーシャがワノ国から去って行ったと聞き、開国はないと断言したことも、開国の方法を知っている人物としてワノ国との関係が示唆されました。
エッグヘッドに召喚され瞬く間に島内を移動、目にも止まらぬスピードでPXを機能停止にして周りました。
この時、PXを凍らせることで機能停止にしていて、骨の姿、冷気を操る点で麦わらの一味のブルック、ヨミヨミの実に関連することがあるのでは?と考察されていますね。
その後はボニーを狙い近づきますが、駆けつけたサンジに蹴られ発火したような描写になっています。
獣型の姿でサンジの胴体に噛み付くと骨が折れたような音を出しダメージを与え、オイモとカーシー2人がかりで押さえつけられました。
ベガパンクの配信が止まらず、いつまで喋っているのか、生体反応が鬱陶しいと苛立ちを見せ、研究層を真っ二つにし、PH編のSADを切ったシーンのオマージュとなりました。
その後サニー号に近づき脱出を阻止しようとするも、ゾロに阻まれ刀を交えた2人。
ゾロとナス寿郎聖は互いにその刀が鬼徹ということに驚きを見せたことで、ナス寿郎聖の刀が初代鬼徹であることがほぼ確実に。
刀が黒く描かれていたので、ゾロと同様に覇気を纏い黒刀化させていると思われます。
最終的にはしんがりとなったアトラスによってサニー号を逃し、自爆に巻き込まれましたが再生し、鉄の巨人に向かって行くもジョイボーイの覇気で権力の間に戻されていきました。
ナス寿郎聖のモデルはインド独立の父、ガンジー。今のところ非暴力・非服従とは対照的な存在ですね。
シェパード・十・ピーター聖
名前 | シェパード・十・ピーター聖 |
肩書き | 農務武神 |
年齢 | 不明 |
能力 | サンドワーム(推定・ムシムシの実/ヘビヘビの実) |
戦闘スタイル | 地中に潜る 吸引・捕食 |
覇気 | 覇王色 |
CV | 増田康紀 |
五老星の中でも異質の姿に変身したピーター聖、サンドワームはSF作品に代表されるクリーチャーです。
獣型の姿のみ描かれ、人獣型の想像がつかない姿ですね。
ルフィを捕食するもドリーとブロギーの「太陽鋸(タイヨウノコ)」によって両断されました。
吸引力が凄まじく、巨人族もまともに歩けなくさせるほどの威力を持っています。
ルフィに投げられたビルが口の中にヒットし吸引は収まりましたが、次のシーンでは全てを吐き出し、瓦礫やCPまでも捕食していたことがわかりました。
北東の海岸ではエメトと対峙し、その左腕を食いちぎりました。
モデルとなったは奴隷解放宣言で知られるリンカーン。奴隷をうむ元凶とも言える存在で、この対比は何を意味するのか気になりますね。
フィガーランド・ガーリング聖
名前 | フィガーランド・ガーリング聖 |
肩書き | 神の騎士団 最高司令官→科学防衛武神 |
年齢 | 不明 |
能力 | 不明 |
戦闘スタイル | 剣を使う |
覇気 | 不明 |
CV | 山路和弘 |
特徴的な髪型と、ゴッドバレー事件、シャンクスと同じ姓を持つことで注目を集めたガーリング聖。
1125話では、突如、権力の間に入りその言動からサターン聖以外の4名をイラつかせましたが、
「命を受けてな」と言い椅子に腰をかけ、五老星らが全てを察するような態度を取りました。
ガーリング聖の初登場は1086話「五老星」。全てはここから決まっていたのかもしれませんね。
もとより謎の多い人物で、1121話「時代のうねり」では、傑物たちとして見開きに登場していたことから今後重要になってくると予想はされていました。
ガーリング聖が五老星入りしたことで、そもそも五老星が入れ替わりありの任命制だったと判明、さらに神の騎士団の団長から抜擢されたこともあり、これらに相互関係があるのかとも推測されます。
【ワンピース】五老星サターン聖が死亡?経緯と理由を解説
ガーリング聖が科学防衛武神となり五老星入りする発端は、サターン聖が死亡したことにあります。
突然大きな声を発して苦しむサターン聖は、その苦しみによってまもなく決まる自分の運命がわかったかのようにテレパシーでイムへ呼びかけます。
苦しみながらもイムの名を発していましたが、どんどんと干からびるように老いていき最後は骨となりました。
ずっと黒い何か(もやもやしたもの)が体から出ているように描かれ、骨になる直前は大きなボン!という音と同時に覇王色のようなバリバリとした黒い雷も描かれています。
よって、サターン聖はイムの力によって死亡しました。
方法は不明ですが、老いるように朽ちて骨になったことから、さらに200年前から姿が変わらず不老だったのはイムの力、能力によって与えられていたものだと考えられます。
死亡の原因は、イムのセリフから、ジョイボーイを逃したこと。
もっと言えば、五老星はベガパンクの配信によって空白の100年について世界に知られ、さらにその元凶のベガパンクたちを取り逃し、エメトを起動させジョイボーイの覇気を放たれ、ルフィもロビンも取り逃す大失態だらけでした。
イムにとって何が重要かは定かではありませんが、マリージョアにいながらもジョイボーイの覇気を感じ、大きく取り乱していたことから相当な因縁があると予想されます。
また、イムが呼ぶジョイボーイとは、800年前に生きていたジョイボーイ本人なのか、ジョイボーイのように戦うルフィのことかは明確になっていません。どちらとも取れそうです。
五老星でさえイムの采配次第で生き死にが関わってくるんですね。イムの恐ろしさが改めてわかりました。
【ワンピース】五老星の正体と登場回を総まとめ【最新版】|まとめ
今回は五老星についてまとめてきました。
まだまだ謎が多い彼らですが、これからの物語に大きく関わってくるのは確実でしょう。
登場シーンや各キャラのポイントとなるシーンなどは随時更新していきますので、キャラ理解や考察のヒントになれば幸いです。
最終更新:2024年9月28日