今回は、ONE PIECE1135話「友の盃」 の感想、考察をお届けします。
2025年最初の本誌!表紙から最高にアツいですね!
前回のおさらいもご覧くださいね↓
謎のマントの人物たちが動き出すか?!
扉絵連載「ヤマトの金稲荷代参」
1134話が巻頭カラーだったので1話空いての扉絵連載。
百獣海賊団の残党ホールデムが現れお玉を捕えました。
vol.21は「あの日のおらとはちがうでやんす!!」と題してお玉がホールデムを蹴り飛ばして脱出する姿が描かれます。
お腹のライオンが怖くて泣いていたお玉が反撃に出るほど心も強くなり技も磨いていることがわかりますね。
この後ホールデムが何を語るのか、注目です!
1134話「フクロウの図書館」おさらい
ルフィがサウロに挨拶
- ルフィ「おひかえなすって」
- サウロに感謝を伝える
- ロビンはサウロの言う通り大切な仲間ができたと伝える
- サウロもロビンに仲間ができて嬉しそう
- 麦わらの一味はロビンを一生守ると再度誓う
- 新キャラ:アンジェ、サウロの助手、フクロウの図書館司書
ベガパンクの複製人間
- リリスはホバーで空を飛びサウロに近づく→ベガパンクだと名乗る
- エッグヘッドから持ち出した荷物はベガパンクの複製人間(クローン)
- クローンはサテライトとは使用が違う本体の完全再現型
- 20年前にオハラを訪ねていたベガパンクはクローンだった
- 中身を安全に取り出す装置がない
- リリス(ベガパンク)はエルバフに住んで新しい研究所を作る
セイウチの学校
- 20年前にサウロがハラルドに頼んで開校した
- 戦士の泉に聳える大木を学校にし、枝に教室がぶら下がっているデザイン
エルバフの戦士の価値観
- 子供たちは争いを嫌い言葉遣いも丁寧
- 「戦いわないよ!!危ないじゃん!!」
- 新キャラ:リプリー、セイウチの学校生物教師(反面教師で口が悪い)
- リプリー曰く、悪口、暴力、強奪、戦争、時代は変わり流行らない
- エルバフの戦士が世界を荒らしたのは100年前
国王不在のエルバフ
- ハラルドは平和的な考えだった
- 「戦いより他国との交易を」
- 伝統重視派の長老たちとぶつかることもあった
- ハラルドはエルバフを改革しようとした偉大な国王
- 実の息子のロキに殺され夢半ばに散った
- 国はロキの即位を許さず、エルバフは国王不在のまま
フクロウの図書館
- サウロはハイルディンに頼んでオハラに戻っていた
- 学者たちが命懸けで守った文献は生き残っていて、それをエルバフに全て持ち帰った
- フクロウの図書館は持ち込んだ本がデカくなる不思議な図書館
- オハラにあった本が全て巨人サイズでここに保管されている
ロキ再登場
- モサ公と呼ばれる誰かと電伝虫をするロキ
- 雪電伝虫:防寒音声認識型
- 2人は会ったことはないが長い間の友達
- モサ公は恐怖体験をした
黒い雷とともに現れた魔法陣とマントの人物
- 城に黒い雷が落ちる
- 魔法陣が現れ2人のマントの人物が登場
- シャンクスにそっくりな見た目の人物→双子説?
- 口元を包帯で隠した人物→リリスに似てる?性別不明
【ワンピース1135話「友の盃」】①フクロウの図書館館長ビブロ
サウロがオハラから持ち帰った文献を保護するために建てたフクロウの図書館。
持ち込んだ本がデカくなる理由は、エルバフに何百年も前から存在するビブロという名のフクロウでした。
ビブロを見たリリスは、イクイクの実を食べた育成フクロウだと分析。イクイクの実は無機物に限り巨大化できる能力です。
エルバフは世界政府非加盟国のため、ニュースクーが来ないそう。
そこで漁師たちが海で手に入れた小さい新聞をビブロが大きくしてくれていました。
ビブロについてわかっていることはこれだけ。ニュースクーについて、これが届く国は世界政府加盟国だとも判明しましたね。
図書館を眺めて懐かしさを感じるロビン。
チョッパーは医学書が読みたいといいますが、オハラにあったのは考古学と歴史書ばかりと聞きます。
エルバフに元々あった医学の本があるとサウロから聞きますが、元からデカい本で小さくはならないと笑いました。
【ワンピース1135話「友の盃」】②ルフィを狙う刺客⁉︎コロンが再登場
一方ルフィとウソップは子供たちと巨大ブランコで遊んでいました。
ルフィが大きく揺らして楽しそうにしていると一緒に乗っている子供たちはその勢いに怖がります。
それをみたナミがルフィとウソップにゲンコツ。ウソップは止めようとしたと巻き添いを食らいました。
子供の特権は万国共通
ブランコが怖かったとゲルズに泣きつくエルバフの少年に対して、「戦士が泣くなみっともねェな‼︎」とルフィはプンスカしています。
サンジは彼らが優しく純粋に育てられているとルフィをとめに入りました。
サンジはジェルマにいた自分の幼少期と重ねて、子供たちに無理に戦ったり強くなることを強要しないのでしょうか。サンジの優しさも感じる一言ですね。
しかしゲルズの胸に顔を埋める少年には「クソガキ」といつもの様子で突っ込みます。
子供の特権は万国共通のようです。
コロンが再登場
戦士の子供たちが想像に反する教育を受け、ルフィはさみしさを感じていました。
共感するウソップですが、平和を願うエルバフに文句は言えないと受け入れているようです。
そこに突如ルフィの名前を叫ぶ声が。「スキありー‼︎」と斧を振りかざしたのはコロンでした。
ルフィはギア3を発動しゴムゴムの象銃を放って反撃。
やりすぎだというウソップに、攻撃を当ててないからと悪びれないルフィに子供たちは「じけんだーーー‼︎」と大騒ぎします。
ルフィは骨のあるやつがいると嬉しそうに迎え討とうとしますが、子供たちは大ブーイング。
ルフィに対してかっこいいと憧れの眼差しを向けるコロンに対しても子供たちは大ブーイングでした。
「乱ぼう者」がきたと騒がれ、コロンもお前らみたいな弱虫は大キライだと言い返します。
子供たちはお互いを知っているようですがコロンはセイウチの学校には通っていないみたいです。
コロンとリプリーの親子関係が判明!父親は人間族
コロンがやってきて騒ぎになると、リプリーが寄ってきました。
リプリーを母ちゃんと呼んだことで、彼らが親子であることが判明します。
コロンは酒場の女店主(マトさん)からリプリーの好物を預かっていて、中身は彼女の好きなコケモモという食べ物でした。
リプリーは人間族の男との間にコロンを産んでいて、父ちゃんは元海賊でエルバフの戦士にだって負けないとコロンは嬉しそうに話します。
この父親は自分だけ歳をとるとスネてリプリーとは結婚せず、彼女は内縁の妻状態です。
息子への教育方針と学校での指導のギャップに驚くサンジ。不意打ちはよくないと謝らせようぜとリプリーを諭します。
エルバフでルフィを待つシルエットの男がコロンの父親?
コロンの父親は誰なのか、ズバリ1124話のラストで描かれたシルエットの人物だと予想します!
このシルエットの男はサイズ感的に人間だと思われ、コロンの父親なら巨人族の国エルバフにいる理由にもなります。
さらにコロンは父親が元海賊で、戦士にも負けないほどだと言っています。
また、1132話にもこのシルエットの男は描かれ、髪型の雰囲気がコロンと似ています。
彼が元ロジャー海賊団のギャバンやシキなど大物海賊だという予想もあるので、シルエットの男=コロンだといろいろ辻褄があう感じがしますね。
点と点が線で繋がった感じがしますね。
【ワンピース1135話「友の盃」】③麦わらの一味それぞれの今後の動き
ロビンとサウロの再会を果たしたところで、ルフィたちに宴が待っています。
ロビンはもう少しサウロとゆっくり話がしたいといい、図書館に残ることに。
フランキーは大木がエルバフそのものと言われる宝樹アダムだと知り宝樹を堪能すると出かけるそうです。
それぞれの次の行動を示すと、ゲルズががみんなに声をかけ、アダルトチームも戦士の衣装に着替えました。
ゲルズは人間ちゃんの服を作るのが趣味で彼らの分も用意していたみたいです。
一味の今後の動向はこのように↓
場所 | メンバー |
---|---|
西の村で宴 | ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、ブルック、ジンベエ |
フクロウの図書館 | ロビン、チョッパー |
宝樹を堪能 | フランキー |
居住許可をとる | リリス、ボニー |
リリスとボニーはエルバフに住むため、居住許可をとりに行くから気にするなと。
国王不在のエルバフで誰に、どこに許可を取るのかも気になりますね!
【ワンピース1135話「友の盃」】④マントの人物が動く!アウルスト城
1134話で黒い雷がふり魔法陣から現れたマントの人物たちは、エルバフは西の村付近にあるアウルスト城にいました。
城の門番をする巨人族は彼らを発見して麦わらの一味かと聞くと、口元を包帯で隠したマントの人物がロキを探していると口を開きました。
巨人族の門番はロキを探してどうするのかと、ロキはエルバフの全国民が愛したハラルド王を殺した害悪だといいこの城には誰もいないと答えます。
ロキの居場所を知られて万が一にも逃されたら、と巨人族の門番がロキの居場所を答えるつもりがないとわかると、「ドドド‼︎」と攻撃に出ました。
マントの人物が仕掛けてから時間差があり痛がりうずくまる巨人族。
何が起きているかわからず慌てる門番に対し「頭が高い…非礼者」とお怒りの様子です。
天竜人か神の騎士団か、魔法陣からの登場に加えて偉そうに見下す感じは聖地からきた者で間違いなさそうですね。
【ワンピース1135話「友の盃」】⑤友の盃をかわす宴が始まる
ルフィたちが宴のために西の村に戻りました。
東の海から念願の巨人の国にやってきたと高らかに叫ぶウソップ。
巨人族はそれぞれ麦わらの一味との縁と恩を話します。
ドリブロはリトルガーデンで出会い、戦士の誇りを理解し守ってもらったと。
オイモとカーシーはエニエスロビーでダマされ続けていたところを解放してもらったと。
ハイルディンはドレスローザで消えかけた存在を救ってもらったと。
巨人族はエルバフは小さな友人を歓迎するいいグラスを持つと、友の盃を掲げ乾杯しました。
一味の恩があるのは彼らだけでなく、ハイルディンの紹介でルフィとスタンセンが対面します。
シャボンディの人間屋に出されていたスンタセンはルフィたちが起こした騒動で逃げられましたね。それを聞いて、助かってよかったなーと笑うのもルフィらしくて好きです。
宴が始まった頃に霧舟でやってきたのはヤルルでした。
山ひげのヤルルは巨人族の英雄で世界最高齢408歳。
ウソップとルフィは「山みてェな巨人がきた」と注目し、ヤルルの頭に剣が刺さっていることにびっくりします。
さらに兜のおかげで命拾いしたというヤルルに対して、貫通しているのに無事でいることにびっくりして1135話は幕を閉じました。
【ワンピース1135話「友の盃」】ネタバレまとめ
フクロウの図書館館長ビブロ
- フクロウの図書館に本を持ち込むと本が大きくなる理由→ビブロの能力
- ビブロはエルバフに何百年も前から存在するフクロウ
- 自分のナワバリに入った本をデカくする
- イクイクの実の育成フクロウ、無機物のみを大きくする
コロンが再登場
- 子供たちと巨大ブランコを楽しむルフィ
- 子供たちを怖がらせたことでナミのゲンコツをくらう
- ゲルズに泣きつく子供、彼女の胸に顔を埋めてニヤリ
- 想像していた戦士の子供たちとのギャップにさみしさを感じるルフィ
- ルフィに不意打ちで攻撃を仕掛けたコロン
- ルフィは当てるつもりはないけどゴムゴムの象銃を放つ
- コロンはさすが四皇とルフィに憧れの眼差し
コロンとリプリーの親子関係が判明!父親は人間族!誰??
- コロンはリプリーを母ちゃんと呼ぶ→親子であると判明
- 騒ぎを起こしたことを叱るも、今の一撃はスジがいいとほめるリプリー
- コロンは酒場の女店主(マトさん)から預かったリプリーの好物を渡す
- コロンの父親は人間族で元海賊→1124話で描かれたシルエットの人物だと考察
麦わらの一味それぞれの今後の動き
- 宴のために西の村に戻る→ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、ブルック、ジンベエ
- 図書館に残る→ロビン、チョッパー
- 宝樹を堪能する→フランキー
- 居住許可をとる→ボニー、リリス
- ゲルズが作った戦士の衣装に着替える
アウルスト城でマントの人物が動く
- 1134話で登場したマントの人物2人がいたのは西の村付近にあるアウルスト城
- 巨人族の門番が彼らの対峙
- ロキの居場所を聞く口元を包帯で隠したマントの人物
- 門番に攻撃「ドドド‼︎」
- ダメージを喰らう門番
宴の始まり友の盃を交わす
- 麦わらの一味に恩がある巨人族
- 小さき友人を歓迎すると友の盃を交わして乾杯
- 山ひげのヤルル登場:巨人族の英雄、世界最高齢408歳
- 頭には剣が貫通していて兜で命拾いしたそう
【ワンピース最新話】1135話「友の盃」【感想・考察】|おわりに
2025年一発目のONE PIECEでした!
個人的にはサンジのセリフが気になったり、ロビンと一緒に残るチョッパーが、またロビンがいなくなってしまうのかと不安を感じて残っているのではないかと思ったり、キャラクターの人間っぽさの部分に目を引かれた回でした。
マントの人物たちも動き出し、その目的はロキ。接触すれば大変なことになりそう…。
尾田先生も彼らのおかげでエルバフの静寂も破られると行っているのでどんな騒動になるのか、楽しみですね!
ワノ国を出てからまた強くなってる一味の戦闘も見れたらいいなぁ…。