今回は、ONE PIECE1118話「自由な未来」の感想、考察をお届けします。
前回はベガパンクの配信が途切れ意味深なタイトル「も」が謎のまま終わりましたが、その続きがあるのでしょうか。
前回のおさらいはこちらをチェック!
ボニーが元気になって嬉しい回ですね!結構アツい回かと思います!
扉絵連載「ヤマトの金稲荷代参」
vol.8は「旅立ち」ということでお弁当を頬張りながら出発するヤマト。
ワノ国の人たちに見送られながら白舞を目指します。
この後どんな旅になるのか楽しみですね!
離れていてもまだ見える麦わらの一味の海賊旗がイイ!
鉄の巨人
1117話の最後に封稀によって海に落とされた鉄の巨人。
海中では「ジョイボーイ」「ドコヘイッタ?」「アイタイネ」とモノローグで語ります。
おそらくルフィのギア5に呼応するように起動した鉄の巨人はジョイボーに向けて語りかけます。
ズニーシャがジョイボーイに対して言ったセリフとは少し違う温度感で、鉄の巨人は子供っぽい印象を受けました。
鉄の巨人が起動するトリガーは、ドンドットットという解放のドラムか、ルフィの心臓の鼓動と予想されます。
ルフィが再びギア5状態になると、鉄の巨人は「イタ…」と呟きギギという音を立ててやや動き出しました。
鉄の巨人のセリフから、ルフィ=ニカ=ジョイボーイであることが概ね確定しました。
配信が完全に切断される
鉄の巨人が海へ落下したことで配信は完全に切断されました。
世界各国では配信が止まったことに動揺し、陰謀か?と騒ぐ者も現れました。
配信がベガパンクの心配停止をきっかけに始まったもので、現在は麦わらの一味が立てこもり人質になっていると世界に報道されているので、悪いのは海賊に決まっていると考える民衆も。
世間では海賊=悪の考えが前提にあることが改めて分かったシーンでもあります。
ドレスローザではレオが「やはりルフィランドが」とルフィを怪しんでいましたが、レベッカに怒られていましたね。
トンタッタは正直物だからね。それにしてもレオはチャルロス聖に手をかけて無事にドレスローザに帰れたんですね。
五老星の次の行動
なんとか配信を止めた五老星が次に起こす行動をまとめていきましょう。
サテライトの始末
現在生きているベガパンクを確認すると、パンクレコーズにアクセスがあるのは悪(リリス)と暴(アトラス)と欲(ヨーク)の3名です。
結論から、五老星はヨーク以外の全員を始末することに決めました。
ステラが死亡した後もパンクレコーズは成長するように設計されていたので、ヨーク以外の成長は必要ないと判断したようです。
天竜人になりたいヨークを思考が世界政府側だと信じきっている五老星に不安しかないですが、一旦はヨークの裏切りは不動の者としてみていきます。
これからリリスとアトラスは五老星らに命を狙われる動きになるので、麦わらの一味と巨人たちが守ってくれるでしょう。
リリスはサニー号組と、アトラスはサンジたちと一緒にいます。
1117話でゾロはナス寿郎聖と一時戦闘になりかけましたが、お互い弾かれた衝撃でサニー号から離れました。
ナス寿郎聖はゾロが引き受け本格的な戦闘になるのでしょうか。
ルフィたちは逃がさない
北東の海岸に到着し、巨兵海賊団の船に乗り込んだルフィたちを追ってた以津真天は「逃がさんとも…誰一人」と攻撃を仕掛けます。
「ギャオォォー」という鳴き声とともに口から炎を吹きました。
ルフィは船の食料を勝手に食べている様子。
巨兵海賊団のコックと思われる人物は「よく食うからいっぱいメシを作れ」とお頭たちに言われていたとのことです。
ドリブロもルフィのことをよく理解しているのが分かって嬉しいシーンでした。
後で出そうと…というコックに今要るんだ!と勢いよく食べるルフィに、怒りもせず楽しんで笑うコックに好感度が上昇です!
満腹になったルフィは再びギア5状態に入り、戦闘に備えます。
封豨とサンドワームも「妙な気配」を感じ北東の海岸へ急いで向かっているので簡単に逃げられる状況ではなくなりつつあります。
巨兵海賊団の船に乗り込んだルフィがウソップに会わせたい気持ちとみんなを治療してほしい気持ちがせってるセリフがイイね。
巨兵海賊団のクルーの名前が判明
追ってきた以津真天のかえんほうしゃ(仮)を盾で防いだ巨人2名の名前が判明しました!
ビョルン:剛勇のビョルン。北欧バイキングの指導者でスウェーデンの半伝説的な王。悪名高いバイクングの王ラグナル・ロズブロークの息子。
シグ:シグムンドが由来?北欧神話に登場する英雄。毒が効かない頑丈な体を持つ。シグムンドの息子はシグルド。
2名ともモチーフは北欧神話、バイキングから来ていますね。
どっちがどっちの名前かは分かっていないので単行本のSBSかビブルカードも待ちたいです!
巨人族と解放のドラム
お肉をいっぱい食べたルフィは満腹パワーで再びギア5状態になります。
船は海上なので、今回は海の波までもゴムの影響を受けているように描かれています。
ドンドットットのリズムに合わせて巨人族も踊りだし、「宴のリズムだ」とドリーが言いました。
エフバフの宴や祭り、おそらく冬至祭でもドンドットットに合わせて踊っている姿が想像できます。
ゆがんだ未来 あたしが一番自由な未来ータイトル回収ー
1118話のタイトル回収は、ボニーの技と激アツ展開でした。
ニカの姿でボニーの前に現れ、五老星をぶっ飛ばしたいだろとボニーを誘うルフィ。
「やれるさ」の一言で、ボニーはニカの存在を確信し、一番自由な姿としてニカを模倣した姿に変身しました。
ボニーはお父さん(くま)が信じていたニカが本当に存在した事実が自信になって自由な姿=ニカになれたのでしょう。
サターン星の実験によって能力者にされたボニーの能力は、現実を知るたびに未来が狭くなると言われました。
しかし「いかなる未来にも変身できる」強みが最大限に生きたゆがんだ未来(ディストーションフューチャー)でしたね。
ルフィとボニーのWニカがどんな戦闘をするのか楽しみですね!サターン聖への特大ブーメランも完成したし反撃開始だ!
未回収事項
エッグヘッドから脱出が叶うかどうか…!という状況ですが、まだ回収されていない謎が残っていますので整理しておきましょう。
時系列が合わない問題
1116話でベガパンクの配信の内容から時系列が合わないとヨークが動揺していました。
※時系列はこちらで確認できますよ!
時系列が合わない→鉄の巨人が守ってる(生きているステラを守ってる?)とヨークは結論づけましたが、その根拠がいまいちよくわからないのが正直な感想です。
もしステラが本当は生きていたとしたら、1118話で現時点で生きてるベガパンクはリリス、アトラスだけど言っているので、ヨークは二重スパイの可能性も出てきます。
ベガパンクは配信の内容で時系列に矛盾が生じていたのは事実なので何かトリックがあるのは確かでしょう。
ベガパンクは死亡した?
ヨークが気づいた時系列の違和感から、ステラ生存説が濃厚になりました。
生きているとすれば鉄の巨人の中で生配信をしていたと考えられますが、鉄の巨人は海の底へ沈んでいきました。
ルフィの解放のドラムによってまた起動しそうな気配も感じられます。
五老星はベガパンクをヨークだけ残して全員消すことを決めたのでリリスとアトラスの安否も今後の不安要素です。
パンクレコーズへの同期など本当の細かい仕組みがわからないのでベガパンクはもはや誰が生きているのかも疑わしい状況になりました。
「も」に続く伝言は?Dの一族に何を伝えたかった?
1117話のタイトルで、ベガパンクからDの一族への伝言として残された最後の言葉が「も」でした。
配信が途切れる直前に続きの言葉があり、「…その名前…」となっていました。
1118話の情報を得ても考察するための材料があまりにも少なすぎるので情報待ちです。
【ワンピース最新話】1118話「自由になる」【感想・考察】|まとめ
今回はONE PIECE1118話の感想と考察をお届けしました。
ボニーの心の成長も感じられるアツい回でしたね。
この後の五老星の足止めをどう切り抜けていくのか、一味は全員揃って脱出できるのか少し不安も残りますが、次週の展開に期待です!
- ルフィが巨兵海賊団の船に乗り込む→満腹パワーで再びニカに
- ボニー「ゆがんだ未来 一番自由な未来」でニカの模倣
- 巨兵海賊団のクルーの名前が判明:ビョルンとシグ→北欧神話から
- 五老星の決断:ベガパンクはヨークを残して全員消す
いよいよエッグヘッド編も佳境ですね。一味全員揃ってエフバフについてほしいです。次週もあります!楽しみ!